ふろしきを用いたラッピング
私がラッピングコーディネーターの資格を取得した頃、地区の資源ごみ推進委員の活動も行っていました。
ちょうど過剰包装が問題視され簡易包装が推進されるようになった頃でした。
一方は、極端な言い方ですが商品にごみ(包装紙やリボンなど)を付加する仕事、一方はそれを排除していく仕事。
この両極端な立場に私はジレンマに陥っていました。
自分なりに「エコラッピング」を考え、
化粧箱を用いない商品の形を生かしたラッピングや、
包装紙に折りを加え(折り紙)立体感を出し、
たくさんのリボンでボリュームを出すラッピングはなるべくしないように心がけました。
そして出会ったのが「ふろしき」を用いたラッピング。
「ふろしき」は日本の伝統が伝わるすてきなラッピングアイテムです。
「ふろしき」はものの形を活かせます。
一度包むと線ができ包み直せない紙と異なり、失敗しても何回も包めます。
「ふろしき」を使ってラッピングした贈り物をお届けになりませんか。
先日東京に住む友人から「銀座 瑠璃」のお菓子をいただいたのですが、
瑠璃色の生地に店名などがデザインされた「ふろしき」に包まれていました。
趣があり素晴らしいラッピングでした。