総角(あげまき)結び(入型)で飾り結び
花びらのような、3つの輪が華やかな、総角結びです。
神社仏閣の水引幕などに結ばれている総角結びは、
私達が日常よく目にする結び方のひとつです。
結びの中では最も古いとされ、聖徳太子の時代にはすでに結ばれていました。
この、総角(あげまき)結び(入型)は、左が下、右が上になっている入型で、
結んだ形が入に見えることからこの名前になりました。
その、総角結びを使っラッピングをご紹介します。
ひもを、斜めがけの要領で箱に回しかけ、右角に総角結びをしました。
首を徳利結びしてから、総角結びを連続3回結びました。
淡路結びで飾り結び
淡路結びは、おめでたい結びの一種です。
ひもを3重に沿わせて結ぶことでボリュームが増し、華やかになります。
この、淡路結びのオーナメントは、ブローチやブレスレット、髪飾りにも使えます。
飾り結びを作る際、濃い色のひもより、薄めのひもを結んだ方が、
結び目の美しさ・複雑さが際立ちます。
参考文献:NHK まるとくマガジン “ひも結び”で暮らしを彩る